整体における好転反応(1)

「好転反応」というフレーズをお聞きになったことはありますでしょうか。
これは、よく症状の治すことなどのときに使用されるフレーズです。
とりわけ東洋医学でよく使用されるフレーズとは言っても訳合いがお分かりでしょうか。
整体でも針でも指圧などでもおんなじなのとは言ってもオペレーションを受けた後に、なんらかの調子の悪い症状に見舞われることがあるのです
この調子の悪い症状とはどんなものかと申しますと、たとえば、ボディがわりとだるくなってしまったり、眠くなってきたり、少し熱が出たり、ボディが熱をもった感じになったり、筋肉痛のような痛みが出てきたり・・・などですね。
これ以外にもにも各個人によって、多種多様な症状があるのです
なぜ、そのようになるのかと申しますと、人間のボディの70%が水分で出来ていますから、整体などのオペレーションによってその身体の中の水分を動かし、斯くして、身体の中の老廃物をその水分とともに押し流してあげるとき、身体の中を老廃物が巡ることから、そのような調子の悪い症状が出るとされているのです。
斯くして、水分とともに老廃物がボディの外に出てしまうのですと、わりとスッキリとして整体、その他の効き目が出てくるとういうわけなのです。
要するに好転反応と申しますのは、オペレーションによって明らかに症状が回復に向かっているにもかかわらず、そのプロセスで起こる、瞬間的な不快さを伴う反応であってしまうと言うことができるでしょう。
不快さを伴うことで、心配になるかたもいらっしゃるのとは言ってもこれはむしろ効き目があったということというわけで、まったくきがかりはいりません。
反対に言うとなんの好転反応も起こらないかたもいらっしゃるのです。
そのかたも、それで良いのです。
ハナから老廃物が少なかった、もしくはしっかりと排泄されていたなどのわけから好転反応が出ないのであって、オペレーションの効き目は出ているはずです。

好転反応は、誰にでも起こるわけではないのです。
起こったからといって、何のきがかりもいりませんし、起こらなかったからといって、何のきがかりもいりません。
どちらでも、整体の効き目はしっかりとあるはずというわけで、きがかりになる必要はないのです。
あらかた何も気づかないくらいの好転反応が出ているときもあるのです
そのうえ手っ取り早く終わってしまう好転反応であったり、しばらく時間がかかってしまう好転反応であったり、これも個人個人によっていろいろなのです。
斯くして、好転反応には、実はレベルがあるのです
整体のオペレーションを行った後は、弛緩反応期と言いまして、ボディが緩んでいてオペレーションによって押し出された老廃物が身体の中を流れているシーズンというわけで、だるさを感じたり、眠気を感じたりします。
あとは、しばらく時間が経過したあとでは、過敏反応期といって、ボディのあちらこちらが痛くなったりします。
このシーズンには、リアルに少しばかり熱が出ることもありますし、下痢や便秘などになるかたもいらっしゃるのです。
症状といたしましては、全てそれほど激しいものではないと思うのですが、万が一、激しい症状が出たときには、他の症状が発症していることもないとは言えませんから、クリニックへ行ってみることはキーポイントなのです。
とは言っても好転反応では、それほど心配になるほどの激しい症状になることは、そういったに大部分はないのです。
むしろ、整体の効き目があったことの証明のようなものというわけでね。
斯くして、次に排泄反応期というレベルになり、老廃物などのボディに欠かせないいものを、ぐんぐん排泄しようとします。
尿や便だけでなく、汗や吹き出物、鼻水等々、いろいろなところから毒素が排泄されますので、無茶に抑えようとはしないほうがいいですよね。
これが好転反応と呼ばれるものです。


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